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ブラウニー (ケーキ) : ミニ英和和英辞書
ブラウニー (ケーキ)[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ブラウニー (ケーキ) : ウィキペディア日本語版
ブラウニー (ケーキ)[ちょうおん]

ブラウニー()は、平たく正方形に焼いた濃厚なチョコレートケーキである。目の詰まったチョコレートケーキからバー状に切り出したりもする〔''Webster's New World College Dictionary'', 4th Edition, 2008.〕。チョコレートの濃厚さによってファッジ(やわらかいキャンディ)状であったりクッキーに近いケーキ状であったり、また、ナッツクリームチーズチョコチップなどを混ぜたり、砂糖がけをするなど様々な形態がある。ブラウン・シュガーを材料とし、チョコレートを使用しないものは「ブロンディ」と呼ばれる。
携帯食として普及しており、通常は手づかみで食べる。ミルクコーヒーと共に食されることも多い。特にレストランでは、熱くしてアイスクリームと一緒に出したり(アラモード)、ホイップクリームをトッピングすることもある。
== 発祥 ==
ブラウニーが初めて公に登場したのは、1893年に開催されたシカゴ万国博覧会においてであった。シカゴにあったホテルであるパーマーハウスのあるシェフが、「万博に参加する女性のために、ケーキひと切れよりも小さくて、お弁当箱から気軽に出して食べられるようなデザートを作ってほしい」というホテル創業者の妻バーサ・パーマーの要求に応えて、このお菓子を考案したとされる。この時のブラウニーの表面にはクルミがトッピングされ、その上からアプリコットのグレイズが掛けられている。今でもパーマーハウスで当時のレシピ そのままに作り続けられている〔Uncle Phaedrus Retrieved September 23, 2008.〕。
ブラウニーの名が初めて文献に登場するのは、1896年ボストンの料理学校の教科書である。これは糖蜜のケーキを小さな金型で焼いたものであったという。今日のようなブラウニーのレシピの中で最初のものは、アメリカの女性料理家ファニー・メリット・ファーマーが著した1906年版『ボストン・クッキングスクール・クックブック』である。この初期のレシピによって、ブラウニーは比較的甘口な、よりケーキらしいものへとアレンジされた。「ブラウニー」という名称は、この料理本の1896年版にすでに登場していたが、一つ一つ細い型に入れて焼き上げた糖蜜のケーキを指していたので、今でいうブラウニーではなかった〔The Origin of the Brownie Retrieved September 23, 2008.〕。
続くレシピは、1907年にマリア・ウィレット・ハワードによって書かれ、マサチューセッツ州ボストンにあるウォルター・M・ルーニー商会から出された『ルーニーズ・クックブック』に登場した。ふんだんにを使用し、ボストン・クッキングスクールのものよりチョコレートを多く加えていたため、より濃厚でファッジ状のブラウニーとなっていた。この作り方は「バンガー・ブラウニー」と呼ばれた。恐らく、メイン州バンガーに住む女性によって考案されたためであろう〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ブラウニー (ケーキ)」の詳細全文を読む




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